エッセイ
27クラブ
201612/14
28歳になりました。 ケーキに立てるロウソクが増えることで喜びを覚える年でもないし、ケーキを誰にも買ってもらえない悲しさに打ちひしがれる年でもありません。 特に改まった表明もあるわけでなく、こ…
月は空にメダルのように
201608/30
リオ五輪・男子400mリレーで日本が銀メダルを獲得したというニュースを、私は出張先から帰ろうとする駅の待合室で知り、その夕刊の見出しを嘘かホントかと見定めながら軽く足に力を込め、太もも裏の古傷が確かにうず…
八月 私の狂詩曲 No.3
201508/08
母の生家を訪れると、いつも祖父と祖母が待っていて、まずはお腹を満たす食事でもてなしてくれる。もうこれ以上食べられないと眠りについても、翌朝には普段はあまりとらない朝食をかきこむ自分がいる。 …
八月 私の狂詩曲 No.2
201506/17
携帯のアドレス帳は手当たり次第に交換した人の名前でいっぱいになり、中学生の私の自尊心をくすぐった。今となっては途切れた人間関係のリストに転じてしまい時折苦い思いをするが、部活動の顧問とメアド交換したのも違…
晴れ間を生きる
201505/21
柔らかな花の季節から一雨ごとに艶やかさを増す新緑の候、ペナントレースの順位も落ち着きを見せ始めシーズンの先行きが徐々に明らかになってきた。 そして神宮外苑のいよいよ茂る樹木とは裏腹に、パッとしないスワロ…