Notes
シカミミの文章
詩No.2『Strontium Café』
201402/21
サイドミラーから見えた過去には 作業着姿の友人が 90年代には戻れないと呟いている “久しぶり、マスクをとって、どうぞ一服。” 彼はタバコの煙に身を隠す いずれ今日は明日に追いつ…
シカ噺2『狸の就活』
201402/18
聞くところによりますと、東京では四十数年振りの大雪が降っているそうで、こうも寒い日がつづきますと、朝布団から起きられなかったり、昼間も仕事に身が入らなかったりと辛いものでございます。 しか…
第17回別冊スクラップブック『腕時計のオーバーホールに挑む / OMEGA スピードマスター』
201402/11
東京に45年ぶりの大雪が降った翌日に、ぼくは床屋に髪を切りに行った。番町にある、居心地の良い床屋だ。いつものごとく他愛もない話を交わしていると、担当の理容師さんがふと、来月で店を移ってしまう…
詩No.1『セルジュとマリー』
201402/04
マディソンスクエアガーデンの第七公演で ムショ帰りのボクサーと22歳のジプシーが 風の弾丸を撃ち合った ルポルタージュしたセルジュの評判はどんどん高まり 周囲を驚かせた 彼はただシェリーとシェ…
第16回別冊スクラップブック『寂しき番町街 / Positively Bancho Street』
201401/24
麹町に移り住んでから七年が経った。自分の住む街について書いてみようと思う。その前に、ぼくは何でもない通りが好きだ。それは趣のある小路といったものでもなければ、交通の要である幹線道路といったものでもない。住…





