Notes

シカミミの文章

カメレオンの生態についての寓話

201703/23

   ペットショップの片隅に、一匹のカメレオンがいた。自他共に認める恥ずかしがり屋で、人の顔色をうかがっては体色を変えて波風立てずに過ごしてきた。左右別個に動く目でいつも必死に追うのは店主の姿であったが、どんな…

「文体」と言われるものについて(その3)

201701/26

   センター試験の結果をもって、センター利用入試を受験した僕は、担任の先生が「このあたりまで行ける」と勧めた大学に合格し、一度もそのキャンパスに足を踏み入れることなく入学が決まっていった。願書を郵送するだけで…

「文体」と言われるものについて(その2)

201701/16

   高校3年生の頃の、すなわち十年前の今日の学年通信が出てきて、当然紙面はセンター試験の話題で埋め尽くされていた。いまはAO入試や推薦入試などで年が明ける前に進学先が決まっている高校生が多く、特大フォントで打…

「文体」と言われるものについて(その1)

201701/06

   言葉を書き連ねることが縁となり、コメントやメールを送ってくださる方々との接触の機会が増え、卒業以来交流が途絶えてしまった高校の同級生と再会したり、新しいコミュニティに声をかけてもらったりと、感謝の気持ちを…

抵抗という文化

201612/23

   パソコンを買い替え、データの移行やバックアップを行っているが、写真フォルダを見始めると手が止まってしまい全くはかどらない。   スイートメモリーズに思いふけているのではない。少なくともこれまでの…