コラム執筆『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』

202108/05

連載コラム「映画道シカミミ見聞録」8月分が掲載されました。

第59回|クレヨンしんちゃん映画2021ネタバレ【謎メキ!花の天カス学園】感想とあらすじ解説。延期されたオリンピックの盛り上がりを超える青春学園ミステリー

シリーズ第29作目! 書きました。

リアル5歳児のころ観た劇場版第一作『アクション仮面VSハイグレ魔王』(1993)から三十年弱、「オラはにんきもの」のフレーズを口ずさみながら、いまもこうしてしんちゃんと向き合えるのはなかなか幸せだなと感じています。

“バカになるから観るな”と言われていたアニメが、その“バカ”を貫いて、いまの社会のおかしさを鋭く問う立場になろうとは、想像だにしませんでした。

いや、初期からしんちゃんの立ち位置はそのようなもので、子どもにはわからなかっただけかもしれません。大人が恐れていたのは、自分には見えない、というか見たくない盲点を突かれるのが嫌だったから、ともいえるでしょう。

でもしんちゃんは基本的には優しい。一休さんのごとく、相手を否定することなく、とんちで凝り固まった観念を転倒させてしまう。

コラムではそのようなことをつづっています。ご家族で本作をご覧になって、それぞれ腹を抱えたり、頭を抱えたりして、“ひっくり返って”みてください!

おかげさまで“Today’s Ranking”にランクイン!!
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