エッセイ

シカミミの絵日記2『悲しき熱帯』

201208/05

  絵日記2『悲しき熱帯』   ぼくの故郷である群馬県館林市は夏場の気温と合わせて知名度が上がる。名物の祭りがあるわけでもなく、有名な花火大会があるわけでもない。ただ暑い。その一点だけで町はぐいぐいと…

シカミミの絵日記1『置き忘れた宿題』

201207/30

  絵日記1『置き忘れた宿題』   エッセイを書くことが夢だった。   日ごろ堅苦しい文章を書いている思想家がエッセイで柔和な表情を見せると、美酒のように甘くしびれる。ギャップ萌えだ。その落…

ゆとり世代覚え書き2(キャンパスライフとその症状)

201207/19

「ゆとり世代覚え書き」では、就活から脱就活への背景とその道筋を提示したが、「実際今の大学生はどのように暮らしているのか?」という声がおもに上の世代からあった。そこで今回は、もっと近い距離でゆとり世代の学生像に迫り、そこか…

人間における言葉の意義について

201207/19

先日「ポストモダンと臨床心理」をここに載せたが、同じく大学で臨床心理学を学んでいた時期に「人間における言葉の意義」というエッセイも書いていた。これもまた「生きるとは何か」を考えた先にある問いであり、当時自分が向き合ってい…

ポストモダンと臨床心理

201207/17

就活問題や大学問題の中で増加する若者の自殺者を見るにつれ、「自殺」というものについて改めて考える機会が増えた。思えば、自分が大学の学問の入口としたのは紛れもなく自殺の命題だった。まさしく、「真に重大な哲学上の問題はひとつ…