妻しか（鹿）日記

登場人物： 私…鹿　妻…妻

第183回：妻としか学ばない

＊　＊　＊

高校で情報＝プログラミング教育が必修化された。

大学入学共通テスト（旧：センター試験）の試作問題をのぞいてみると、自分の受験時にはなかった視点での問いが並んでいた。

これからの高校生はこんな知識や発想をもって社会に出ていくのかと感心するとともに、自分がいつか老害と呼ばれる未来がぐっと近づいたようで危機感も覚えた。

将来の後輩｜(ﾟДﾟ)ﾊｧ? こんなシステムもつくれないんですかぁ？？ いちいち聞かないでください！

将来の鹿｜(;O;)すみません、生きててすみません……

そうはなりたくない！！　「時代」とは、それに置いてゆかれたときにはじめて感じるものだ。

デジタルネイティブ世代ほどではないが、生まれてこの方とくに労せずしてその時々の技術に触れてきたが、ここではじめて、努力しなければ操れないものに遭遇したのかもしれない。

かつて“別に●●で支障はない”と考えた世代が（●●＝ワープロ、ガラケー、アナログTVなど無数にある）、瞬く間に社会に取り残されていったように、今がまさに“その時”だ。

ちょうど仕事でも関係してきたので、ここで一つゲームエンジンをPCにインストールし、妻と簡単な2Dゲームをつくってみることにした。

妻｜( ´∀｀)bｸﾞｯ! ｲｷﾉｺﾙｾﾞ!