コラム執筆『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』

202205/09

連載コラム「映画道シカミミ見聞録」4月分が掲載されました。

第66回|【ネタバレ】クレヨンしんちゃん映画2022 もののけニンジャ珍風伝|結末ラスト感想とあらすじ評価解説。忍者の因習に立ち向かう忍法の名は“想像力”

【ネタバレ】クレヨンしんちゃん映画2022 もののけニンジャ珍風伝|結末ラスト感想とあらすじ評価解説。忍者の因習に立ち向かう忍法の名は“想像力”【映画道シカミミ見聞録66】

アニメ放送開始から30周年。劇場版も記念すべき30作目を迎えました。

少子高齢化に経済格差、中間層の没落など、この30年の間に「家族」を取り巻く環境はだいぶ変わりました。

SNSでは定期的に“もはや野原家は標準ではない”との言説が流布しますが、「映画クレヨンしんちゃん」シリーズは絶えず“現在”を取り入れながら、家族のあり方をバージョンアップしてきたように思います。

その良い例が本作でしょう。「しんのすけがひろしとみさえの子どもじゃない…!?」という衝撃の冒頭が待っています。

映画の世界では「疑似家族」は使い古されたテーマとなりつつありますが、本作は同シリーズならではの突き抜けた発想で、ともに生きるとはどういうことかを示してくれます。

「家族」に息苦しさを感じている人にこそ、観てほしい作品です。親も子も関係なく楽しめることでしょう!

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