コラム執筆『草の響き』

202110/19

連載コラム「映画道シカミミ見聞録」10月分が掲載されました。

▼第62回|映画『草の響き』ネタバレ含む結末を小説と比較考察。奈緒と東出昌大が熱演するニューシネマ

心を病み、ひたすら走る男の話。

原作者・佐藤泰志の実体験を踏まえ、映画独自の孤高な道行きが描かれます。

「走る作家」といえば村上春樹もそうでしょう。佐藤の『草の響き』が発表された1979年、同い年の村上は『風の歌を聴け』で文壇デビューし、その後はふたり、対照的な道を走っていきます。

そのあたりの比較も交え、男がみた景色、懸命に生きた証をまとめました。

10/8より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー中です!

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