コラム執筆『神在月のこども』

202108/25

連載コラム「映画道シカミミ見聞録」8月分の2本目が掲載されました。

第60回|アニメ『神在月のこども』あらすじ感想と考察解説。うさぎと鬼に導かれ“宗教的な神々の世界”で生き抜く力を得る

10月8日公開のアニメーション映画です。

ちょうどそのころ“神在月”と呼ばれる出雲地方に、母を亡くした少女が神々への馳走を届けにいく物語。

宗教的な作風に見受けられるところ、いやいやこのテーマを突き詰めれば革命だって起こせるぞという、転倒したレビューになっています。

個人的にロードムービーといえば、アメリカンニューシネマに代表される若者たちのさすらい、広大な土地に心情を託しひたすら西へ東へ進んでいく姿が思い浮かぶのですが、とにかく神はたくさんいるこの国において、入り組んだルートをたどりながら手を合わせていく“日本型ロードムービー”もいいなと思いました。

まさに聖地巡礼ですね。アニメの舞台が“聖地”と呼ばれ、信仰の対象になるのはなぜか。このあたりをもっと掘り下げていきたいです。

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