妻鹿日記(122)おうち探し⑨「売買契約」
202011/14
妻しか(鹿)日記
登場人物: 私…鹿 妻…妻
第122回:妻としか住まない その11
* * *
書類を集めたり、不動さんと連絡を取りあったり、審査待ちで緊張したり、すでに多くの経験を積んだ気でいた妻鹿であったが、まだまだ序の口。ここからが本番!
売り主さんと会わずして、その物件を語るべからず!!
要は、どれほど社会的な信用を得ても、たったひとり、売り主さんが許可しなければ買えないのだ。
これは大事、大変だ!!
妻|(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
緊張メーターが振り切れてしまった妻。たしかに、人見知りにとっては、最難関かもしれない。
お金はもとより、コミュ力がないと、希望の物件は手に入らないことをつくづく実感。
無理にでもテンションを上げていかねば!
鹿|ドラゴォォォォー
契約の場所は、不動産会社の入るビルに設けられた。
これが、ものすごく、デカイ。
そして、ピカピカ、テカテカ、光っている。
妻鹿のまえにそびえ立つ、近未来的な超高層ビル。
鹿|ドラゴォォォォー
エレベーターで空に向かって上ったさきで目にしたのは、大きな胡蝶蘭と、売り主さんと鹿の名前が書かれた一室だった。
妻|(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
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