妻鹿日記(109)WowWowつければ90年代
202010/03
妻しか(鹿)日記
登場人物: 私…鹿 妻…妻
第109回:妻としか歌わない その2
* * *
めっぽう忙しくなってしまい、このところの息抜きは、帰宅してみる歌番組ばかりだ。
“歌謡番組”といったほうがいいか。コロナ禍の影響で、懐メロ、名場面を放送する局が増え、夜ごと、タイムスリップした感覚に浸っている。
いまでいう鹿の「推し」は、TKやつんく。彼らは楽曲提供数も膨大なため、このシンガーのこれもあの人作曲だったのかと、夫婦で改めて気づくことも多い。
鹿「はたけっぽいね」
妻「っぽいね」
この“ぽいね”を共有できるのが、うれしい。ビールを飲みながら、結婚して良かったなあと、しみじみ思う。
妻がWowWow口ずさんで青春していたころ、鹿はまだ子鹿時代で歌といえば唱歌くらいだったが、なぜが時代の雰囲気が通じあう。
最近話題を呼んだ人気女優の結婚発表で、その決め手となった理由に「話のテンポが一緒」ということが挙げられていた。
妻鹿夫婦からは、それに「アレンジで人物を想像できる」を加えたい。
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