コラム紹介『祖谷物語 おくのひと』
202005/19
Category : Notes ・ 映画道シカミミ見聞録
英国映画協会(BFI)が、1925年から2019年までの日本映画各年度ベスト作品を発表しました。
▼BFI選出 1925-2019ベスト日本映画
https://www.bfi.org.uk/news-opinion/news-bfi/lists/best-japanese-film-every-year
『東京物語』(1953)や『七人の侍』(1954)など、だれもが推すであろう過去の名作から、カンヌ映画祭で最高賞を獲得した『万引き家族』(2018)に代表される近作まで、“これを観れば間違いない”という充実の邦画リストになっています。
一方で、製作および公開規模の関係で、“こんな映画もあったの?”と見逃されがちな作品も、しっかりと評価されて入っています。
たとえば、2013年のもっとも優れた映画に『祖谷物語―おくのひと―』を挙げるひとは、そう多くはないはず。(是枝監督の『そして父になる』や、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『舟を編む』が公開された年です。)
BFIが本作を「その年の顔」に選んだのを記念して、以前書いたコラムを再掲いたします。
▼映画『祖谷物語 おくのひと』あらすじと感想。解説はロケ撮影で四季を描く『楢山節考』との比較
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