妻鹿日記(57)中和

202002/25
Category : Notes妻鹿日記 Tag :

妻しか(鹿)日記

登場人物:私…鹿 妻…妻

第57回:妻しかわからない その13

* * *

春近し。気持ち華やぐうららかな日、舞台を鑑賞してきた。アングラだった。

特権的肉体、虚構と現実の転倒、越境する想像力!

鹿は大興奮だった。60年代、だーいすき!

映画でいえば、この雰囲気。

小劇場を出て、妻をみやると、

(๑´•.̫ • `๑)

こんな顔をしていた。

鹿「どうだった?」

(๑´•.̫ • `๑)

言語化するのが難しく、混乱しているようだった。

家路につく電車のなか、妻はずっと、スマホでシマウマの映像を観ていた。

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