連載コラム「映画道シカミミ見聞録」が更新されました。1月公開作品の2本目の紹介です。

▼第45回｜映画『mellow』あらすじと感想・考察。今泉力哉監督が描いた“告白”の真相

映画『mellow』あらすじ感想と考察。今泉力哉監督が描いた“告白”の真相｜映画道シカミミ見聞録45

さまざまな「告白の瞬間」が切りとられた本作をとおして、人はなぜ想いを伝えるのか、またそれよってなにが得られるのかを考えています。

正直、私は告白というものが苦手です。妻にそれをすることで、もう一生分の力を出しきりました。

やはり想いを打ち明けるのは恥ずかしい。ではなぜ恥ずかしいのかよく考えてみると、断られたときに傷つくのが怖いから、となるでしょう。

じゃあ傷ついたら結局どうなるのか？　と問いを進めてみたのが、今回のコラムです。それは成熟（mellow）に向かう歩みと重なります。

また、これまで連載してきた「新海誠論」とも通じるところがあるので、あわせてご一読いただけますと幸いです。

映画『天気の子』の鳥居から祈りの意味を解説｜新海誠から考える令和の想像力6