妻鹿日記(41)自白
202001/05
妻しか(鹿)日記
登場人物:私…鹿 妻…妻
第41回:妻しかできない その2
* * *
インフルエンザにかかった妻。なにか体にいいものをと、鹿はスーパーに買い物へ。
そして、買ってから気がついた。鹿は食材を加工する技術をもっていない。
よって、「いちごの水洗い」や「生ハムのしょうゆ漬け」などの“素材の味を活かした料理”が食卓に並ぶことになった。
(;´・ω・)
鹿「なにかほしいものはない?」
妻「シュレッダー」
(;´・ω・)
体調とは関係なく、ほしいものをあげる妻。たしかに、問いに対する答えとしては間違っていないので、鹿は家電量販店に行ってきた。なんと、ちょうど福袋の扱いで売っていたから驚き。
ほかに鹿にできることは、洗濯くらいか。病床のシーツを取り替えたら気持ちいいだろう。あ、柔軟剤が切れているぞ。妻が寝ているうちに詰め替えておこう!
(だって、詰め替え用のパッケージと本体が同色だったら、入れちゃうでしょう。あわわわ。お洒落着ボトルから柔軟剤ボトルに移し替えよう。多少泡立ってもバレないだろう。こぼした。やばい。妻が起き…)
妻「グッモーニン!」
鹿「グッモーニン! 良い朝だね!」
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