引っ越し見聞録②
201908/10
Category : Notes ・ 別冊スクラップブック
8月9日の晩、MステでRADWIMPSの新曲を聴いているとき、引っ越しもようやく落ち着いたかなと実感した。
この数週間、機械のごとく荷受けと荷解きを繰り返してきた。指紋が消えかかっている。
『天気の子』では、“大人になれよ、少年”という台詞がでてきて、ぼくは少年を擁護するようなことを書いたけど、否が応でも責任を持たなければならないことはある。
新居探しからはじまる一連の過程、準備、手続きは、そのひとつだろう。
だから、通勤してみて、南武線で各駅停車にしか出くわさなくても(“幻の快速”と思うことにしている)、文句は言わないのだ。
それと、家具は引っ越し先の近くにある、目黒の「家具屋通り」で多くをとりそろえたが、これも覚悟のうちである。
多少値が張っても、それに見あう生活や仕事をするんだと思うこと。
あらためて言葉にすると恥ずかしさも感じるが、恐縮している場合じゃなくて、実際やるしかない。
そのこともあって、いつも素直な気持ちで向きあえそうな、シンプルなデスクを買った。
これからは、初心を貫くことと、感謝を忘れないことと、いつ快速に乗れるのかを考えながら、暮らしていこう。
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