『天気の子』公開によせて
201907/12
Category : Notes ・ 新海誠から考える令和の想像力──セカイからレイワへ──
新海誠監督の最新作『天気の子』がいよいよ7月19日に公開されます。
4月からCinemarcheで書きはじめた“新海誠論”も、公開前の段階では、ここで一区切りをつけました。
▼第7回映画『天気の子』の鳥居から祈りの意味を解説
https://cinemarche.net/column/shinkai-7/
あらためて各章をふりかえると、こうなっています。
【第2回】映画『君の名は。』から新海誠の「セカイ」を輪郭を読む|第1章 第1節
【第3回】新海誠の全作品解説。世界観から倫理観へ|第1章第2節
【第4回】平成の宮崎駿と令和の新海誠。倫理観から恋愛観へ|第2章第1節
【第5回】新海誠『天気の子』予報②から「100パーセントの晴れ女」を解説|第2章第2節
【第6回】『天気の子』RADWIMPS主題歌「愛にできることはまだあるかい」からのテーマ考察|第3章第1節
そして第3章第2節にあたるものが、このコラムです。
新海監督が描こうとしている「他者」への「愛」。
今回は引きつづきレヴィナスの思想を援用しながら、作品のもうひとつのテーマと見受けられる「祈り」を論じ、まとめにかかりました。
ご一読いただけますと幸いです。公開後にまたつぎの章に入ります。
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