ロックをちょっと聴きはじめ

201902/13

ロック1

新百合ヶ丘の新星堂にて

あいみょんの新譜『瞬間的シックスセンス』を一通り聴いたあと、なぜかいまMy Little Loverのループに入っている。

たしかに「君はロックを聴かない」のイントロを耳にしたときから、マイラバの「Hello, Again 〜昔からある場所〜」のギターリフを想起していた。

1995年発売

ただ、“~と似ている”といった話は無意味だと思っているので(似ていようが心に響けばいいじゃないか)、別のところで共通点を見つけたのだと思う。

それはやはり、90年代のJ-POPの精神性ではないだろうか。

なぜマイラバを繰りかえし聴いているのだろうと自分でも不思議に感じ、「小林武史」と検索してみる。マイラバの元メンバーで、ミスチルやサザンなどを手がけてきた、90年代を代表する音楽プロデューサーだ。

そしてCINRA.NETのインタビューがヒット。この発言にすべての合点がいった。

「切ないが、前に進むのだ」というような表現が、日本のメジャーシーンにはずっと変わらずある。かつて“innocent world”(Mr.Childrenの楽曲。1994年発表)を手がけたとき、僕のなかに「これだったんだ」という気持ちが芽生えて。その「切ないが、前に進むのだ」という感覚には、今もみんなどこかで惹かれているように思います。


「小林武史が音楽プロデューサーとして語る、1990年代と現在の変化」CINRA.NET 2018.4.4


ぼくが「J-POP」と認識してきたものには、「切ないが、前に進むのだ」の感覚が、曲調にも歌詞にも込められていた。

“innocent world”なんて、桜井さんは20代なのに「また何処かで会えるといいな イノセントワールド」などと歌ってしまっている。でもこれが“J-POP”なんだろう。

1994年発売

マイラバ最大のヒット曲の「Hello, Again」は「記憶の中でずっと二人は生きて行ける」と歌い、よくいわれることだが“少年性”が感じとれる。

だからであろう。自分が“少年”だったときの“少年J-POP”がことさらに胸に響くのは。

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