妻しか（鹿）日記

登場人物： 私…鹿　妻…妻

第113回：妻としか住まない　その4

＊　＊　＊

気に入った物件の資料を取り寄せること。なんだかんだいって、これがいちばん勇気がいるのではないか。

鹿「このボタンを押したら、引き返せないのではないか…」

妻 (ﾟＡﾟ;)ｺﾞｸﾘ

鹿「この電話をかけたら、後に戻れないのではないか…」

妻 (ﾟＡﾟ;)ｺﾞｸﾘ

この繰り返しである。しかし、この状態にとどまっていては、なにもはじまらない。

また、“よりよい物件があるかもしれないから”と予防線を張るのもよくない。

――買うか否か。これが問題だ。

というか、だれにとっても“いい物件”なるものがあったら、即座に申し込まれてしまうのがオチ。

財力のある“物件強者”にね！

彼らは「来た球を打つ」で十分にやっていける。

われわれ弱者の物件探しは、それでは勝てない。

ヤマ（場所）を張り、球種（間取り）やコース（価格）を読んで打つ（買う）のだ。

妻（スーモで条件検索）_φ(･_･

φ(･･

φ(･･

妻「1件かかったどー！」

鹿「プレイボール！」

次回、妻鹿、●●に向かう！